競輪などのトラック競技で使われるピストにはクロモリの細いフレームのやつと、アルゴンなどのごついフレームのやつがあると思うのですが、どうゆう場面で使い分けているのですか?
回答
cac********:
男子の競輪(来年始まるケイリンアドバンスを含む、250競走を除く)はクロモリフレーム。
男子250競走競輪及びガールズケイリンはカーボンフレームと定められています。
bike:
レースの車両規定ですね。
rui********:
それは『トラック競技』と『競輪』の違いです。
『競輪』は日本国内で行われている、自転車を用いた公営ギャンブルの事のみを差す言葉です。
一方の『トラック競技』は、トラック競技場で実施される自転車競技の事です。
つまり、競輪も広義の意味ではトラック競技の一種なのですが、『競輪』というのは『競輪』という公営ギャンブルにのみ使用される単語なのです。
んで、この『競輪』ですが、ギャンブルのため好き勝手に機材を変えてはいけない決まりがあります。公平性を期すためです。
使用できる機材には細かく規定が設けられており、使用できるフレームはスチールフレームに限るとされています(もっと細かい事だと、フォークオフセットの量だとか、どこから曲げるかなども決まっている)。
なので、競輪で使われるのは細いスチールフレームのみなのです(ガールズ競輪は除く)。
一方の『トラック競技』ですが、これは公営ギャンブルではなくスポーツになります。勿論、レースのレギュレーションに従う必要がありますが、カーボンだろうがスチールだろうが、レギュレーションから逸脱していなければフレーム素材は限定されません。なので、より有利なカーボンフレームが使われるわけです。
Cycletrooper:
競輪は一部の例外レースを除いて、スチールフレームを使うなど厳しい基準が設けられています。ギャンブルなので、機材の公平性を保つためです。
普通のトラック競技は、UCIという組織の定める基準に沿って、色々な設計のフレームが使えます。
アルゴン18、LOOK、ピナレロ、BRIDGESTONE、LOTUS/HOPE等々。