サラブレッドの後天的な違いってどのくらいあるのでしょうね?
同じような馴致を積み、同じような環境で育ち、金太郎飴のような調教を重ねて。
あるとすれば調教を積める体力、タフさによって差が出てきますが、それってやはり元から持って生まれるもので差がついているだけな気がしており。
人間ほど後天的な環境が能力に影響はしていないのは確実でしょうけど、どんな後天的要素が大きいのでしょうか?
回答
1レース1000円:
わかりやすいのはミホノブルボンやキタサンブラックですよね。
どれだけタフで練習を積める体質であっても、スタッフが負荷を強いないと活かされないので。何十年も競走馬が育てられていれば ある程度メソッドが確立され、調教の差異は小さくなってるでしょうけれど、負荷の種類や量の変更・追加にGoサインが出されるかで、後天的な能力獲得にもそれなりには差が出ると思います。
しかし、血統によって当初から期待・推定されていた能力や、デビューから間もない頃のレースで見られた競走能力、といった 前提があったとして
後に、想定以上の能力・成績の向上という結果が発生し、その間にハードトレーニングという介在事情が挟まると、介在事情と結果を因果関係で繋いでしまいがちですが
単に晩成型の素質の持ち主であったとか、人間から見れば距離適性の壁が高かろうと 馬サイドから見れば誤差に過ぎないかも知れないわけで、後天的な能力獲得があったという確固たる証拠はないのですよね。
- chimpenzee
- ミホノブルボンってもう30年前の馬ですよね?
それを引っ張り出さなければならないほど、調教と言うのは進化が無いものなのでしょうか?
高校球児で例えると、水を飲んではダメと言われて丸坊主を強制されていた時代に思えます。
でも確かに、先天的と後天的の見分けは難しいですね。
凸:
牧場スタッフとか厩務員さんとか、
その馬と関わり合う人との関係性が影響するかも!
気性は人間が育む部分もあるでしょう。
- 凸
- 「血を育むのは人」
これ、亀谷さんの決め台詞ですね^^。