乗馬で10鞍程度乗ったんですが、調馬索をつけて乗るときは普通に速歩を出せるんですが単独騎乗になった瞬間に速歩はおろか常歩すらまともに出せなくなります。どうしたらいいですか?

回答

友楽:

現役調教助手です。
馬の方から見ると貴方はまだハイハイしかできない赤ちゃんと同じです。
扶助の意味を理解して、騎座、脚、拳の事を理解しましょう。
また、日常では脊柱起立筋を意識して
椅子に座っている時は坐骨を意識して使いましょう。
地面に座っている時は正座をしましょう。

これだけでもかなり上達が早くなりますよ。
頑張ってください


ikkagon:

まだ10鞍くらいでしたら自分で馬を動かせないのはある意味当たり前なので余り深刻に考える必要はありません。
馬が騎乗者の指示に従って動くのは騎乗者の扶助を馬が理解して初めて動く訳ですから、今の段階では者様の指示が馬に伝わっていないのです。
初心者さんでは、馬の揺れに負けないようにと膝や太ももで馬体を挟んで体を支えたり、馬上でのバランスが悪いため、拳や脚の位置が不安定になりやすく、体重重心の位置も定まっていないので扶助と思って指示を出しても馬はそれが何を求めているかが理解出来ません。

調馬策では策を持っている指導者の指示に従って馬は動いていますし、部班では馬が前の馬に付いて動くという習性を利用した練習方法なので基本的に騎乗者が馬を動かしている訳ではありません。
このため、これらの練習は騎乗者が馬を動かしていることにはならないとして全くやらない指導者すらいます。
しかし、私はこの方針には賛成できません。
先に述べた通り初心者さんでは馬上で安定して鞍に座ることが出来ないので、馬が全く動いてくれないと、いつまで経っても馬上でのバランスをうまく保てるようになりません。
調馬策や部班というのは、馬への指示を考えずにまず馬上でのバランス感覚を養うのにもってこいの練習方法と思います。
馬上でバランスよく鞍に座れるようになれば、自然と馬が理解しやすい扶助を出せるようになります。
今の段階ではもう1度調馬策や部班をして馬上でのバランスや姿勢に問題がないかを指導者さんに見て頂いて下さい。


una********:

調馬索をつけている時、馬を運動させているのは指導者です。
指導者は、索を持ち 号令 追い鞭 舌鼓で馬を動かしています。
そして 乗り手に基本的な扶助(操作 合図)を教えます。
それが目的です。

一人になると馬が動かなくなるのは、誰もが経験しています。

10鞍なので、常歩 後退 左右回転 速歩(軽速歩)に慣れる時期です。
指導されたことを思い出しながら運動させてみましょう。

投稿者 eldoah