ディープインパクトってなんでセレクトセール7000万だったんですか?安め!
馬主ラッキー
回答
TAKE:
強運の個人馬主さんですね。ダービー4勝なんて驚きの一言です。
母が同じ兄弟買っても、他のオーナーが買ったのは走らなくても
金子さんが買ったら走るんじゃないかなんて言われているぐらいですからね。
セリではどうしても特に牡馬は、馬格の良いのが見栄えもするし値段もつきますからね。
牡馬にしてはちょっと小ぶりなディープは、当時皆さんで億単位で競り合うようなそんな高評価じゃ無かったと思います。
- ぬこみこ
- なるほど小ぶりなのに走ったんですね。
金子さんって方すごいんですね
ris********:
当時のセリに参加された人達が語った訳ではありませんが、サンデー産駒は雄大な馬体が特徴だっため、体が小さなサンデー産駒というのはあまり注目されず、買おうとした人がほとんどいなかった(馬主の金子氏以外は誰も手を挙げなかったと言われている)からと言われています。
またダンシングキイ(ダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードの母)、バレークイーン(フサイチコンコルドの母)などの目玉になるサンデー産駒もいましたし、兄のブラックタイドは雄大な馬体だったのに、弟は小さいというのも敬遠されたと言われています(さらに付け加えると姉のレディブロンドは活躍していましたがデビューは遅れた上に短距離、ブラックタイドはデビュー前とクラシックを期待したい馬主は他を買いたくなってしまう)。
- ぬこみこ
- 馬格が小さかったんですね。
なるほど雄大が特徴だったんですね
ブラックタイドといえば、キタサンブラックですね〜!
漢晋春秋:
7000万は当時としても充分な値が付いた方だと思いますけどね。
母のウインドインハーヘアはドイツのGⅠ勝ち馬で、一度引退して繁殖に上がって種付けしたあと、妊娠してから現役復帰してドイツGⅠを勝った逸話を持っています。ただ、この時お腹にいた仔(グリントインハーアイ)はデビューしてから1勝もできなかったので、それで日本に売却されることになりました。
(その後、二番仔のヴェイルオブアヴァロンが活躍したために買い戻しのオファーがありましたが、当然断られています)
日本に来る前にアメリカでシーキングザゴールドを種付けし、レディブロンドを出産してから来日して、ブラックタイドとディープインパクトを出しました。
ここで時系列を整理しましょう。ディープインパクトは2002年生まれでその年のうちにセレクトセールで7000万で落札されています。姉であるレディブロンドはデビューが2003年(5歳時)、兄のブラックタイドもデビューが2003年です。つまりディープインパクトがセレクトセールに上場した時点では海外で走っているヴェオルオブアヴァロンしか参考になる指標(兄姉)がいなかったわけです。そしてディープ自身は評判が非常に高かったものの極端に小さな体躯であり、そこを気にする人は牧場関係者にも調教師にも馬主たちにも非常に多かったそうです。
そんな中で金子オーナーがポンと7000万も出したものだから、当時はかなり騒然としたものです。無駄な買い物をしたとまで酷評する向きすらありましたからね。
ディープを落札した経緯を聞かれて金子オーナーは「目を見て決めた」と話しています。つまり直感で買ったわけで、当時まだ活躍馬もあまり持っておらず(ブラックホークやクロフネが有名だった程度)で馬主としてはまだまだ無名に近かった金子オーナーですが、ディープのおかげで一気に有力オーナーの仲間入りをしました。
- ぬこみこ
- 当時は7000万も大きかったんですね
今は6億とかすごいですね
え、お腹にいながら走ったんですか?!
一勝もできないからは、売却はディープの母親がですか?
参考になる馬が少なかったんですね。
あと小柄は影響かなりありますね
お金ありますね