繁殖牝馬について。
ベガ、ビワハイジ、エアグルーヴなどは繁殖としても活躍馬を多数輩出しましたが、ダイワスカーレット、ウォッカ、ジェンティルドンナ、アパパネみたいにG1を勝ちまくった牝馬は繁殖牝馬として大活躍とはいかないですよね。ジェンティルドンナはジェラルディーナの1頭のみだし、アパパネもアカイトリノムスメ1頭のみ。
理由は何なんでしょうか?現役時代に持ってる能力をフル発揮してしまって、繁殖として余力が残っていないから?自分は昔からこう考えていたのですが、皆さんどう思います?
ただ単に血統なんでしょうかね?
回答
speranza city:
競走成績がいいかどうかと強い子供が産まれるかどうかは別だと思います。
G1馬を出す未勝利馬もいればオープン馬も出せない名牝もいるし、名馬を出す名牝もいれば駄馬しかでない駄馬もいるというだけです。
引退後の産駒の成績まで追いかけるのは名馬だけですからあんなに強かったのになぜ子供は弱いんだろうという疑問が出てくるだけではないかと思います。
現役時代に使い減りした説は個人的には違うと思っています。
歴代競走馬のランキング上位の馬の母には20戦30戦走った馬も普通にいるしダイワスカーレットなんかそんなに走ってないですからね。
ゲームみたいにレベルの高いレースに出すと能力が削がれるみたいなことがあるのなら別ですがね。
未勝利戦だって未勝利馬にとっては死ぬ気で走ってるわけですからね。
- なるほどねぇ。
G1をいくつも勝ってる牝馬だと、子供にもどうしても強さを求めてしまいますが、未勝利に終わった馬の産駒なんか気にもしないでしょうからね。
やはり血統なんでしょうかね?
マグニデュード×カツミエコーからミホノブルボンが出るくらいですからね。なんぼスパルタで鍛えられたとは言え、もともと能力があったから活躍出来たわけだし。この配合はいい組み合わせだったんでしょうね。
ブロンズコレクター:
まあ一頭でもGI馬を出せたのはそれは、もう大成功の部類ベガやエアグルーヴの子でも馬名もわからない馬もいるし全弟とかでも同じように走ると限りません。ようするに1番は、運でしょう。
他にも世代のレベルや騎手や馬主などのレース選択センスなど競馬いろんな事が重なるからやっぱり運が大事でしょう。
ベガとエアグルーヴに関しては、共通点が多いです。ノーザンダンサー系からトニービンとサンデーサイレンスという超王道の血のアシストがある。さらにエアグルーヴにキンカメをつけて最強の配合を完成させた
天皇賞馬ダイナガールとエアグルーヴにエリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴそして、最強候補に名前が上がるドゥラメンテが完成した
chimpenzee:
ストレスとかも原因なんじゃないかなと想像してます。
競走馬の9割は胃潰瘍とい有名な話がありますけど、調教やレースはそれほどストレスフルなものみたいなんです。
そうすると人間の方ではストレスが母体と赤ちゃんに与える影響が研究されていて遺伝子にも影響するのだとか。
ベガとビワハイジは競走生活が短いのでストレスで遺伝子を傷つける前に繁殖入り出来た。ついでにシーザリオなども。
かたやダイワスカーレット、ウォッカ、ジェンティルドンナ、アパパネなどはしっかりと走ったので遺伝子傷ついてしまった。
なんて可能性もあるのではないかなぁと想像しています。すべてをうまく説明出来るわけではないですけど胃潰瘍にならない馬も1割はいると言うことで、のんびり屋さんはストレスかかえないのかな?
- セクレタリアト
- ですよね。早い時期に引退してる馬は成功してるように思いますね。
アーモンドアイは競走生活でG1を9個も勝つ大活躍だったので、繁殖として成功するのかな?と思ってしまいます。
1151403834:
明らかに世代が違います。
ベガ・ビワハイジ・エアグルーヴは2000年前後に繁殖入り、ダイワスカーレット・ウオッカ・ジェンティルドンナ・アパパネは2010年以降に繁殖入りです。ジェンティルやアパパネの子はまだデビューしていないのもいます。
そもそもチャンスが平等ではない両者を比較しても…